日立リビングサプライは14日、置き方が自由に選べるデザインを採用し、スピード乾燥も実現したふとん乾燥機「アッとドライ」(HFK-SD1 / HFK-SD2)を11月1日に発売すると発表した。価格は、衣類乾燥カバー付きのHFK-SD2が1万8,900円。カバーなしのHFK-SD1がオープン価格で、推定市場価格は8,500円前後。

「HFK-SD1」

「HFK-SD2」

同製品は、ふとん乾燥機「HFK-PD1 / HFK-PD2」をフルモデルチェンジした後継機種。マイコン式を採用したことで、ランプ表示が使用状態を分かりやすく表示し、ボタン操作も簡単になっている。また、ベッドの乾燥時はタテ置き、ふとんの乾燥時はヨコ置き、ベッド下の狭い隙間にはヒラ置きと、場所に合わせて様々な置き方ができるデザインを採用。

「トリプルピローマット」イメージ

独自のマット形状の乾燥カバーにより、熱と風の強温風が上下のふとんをすばやく均一に乾燥する「トリプルピローマット」を採用。まくらポケットも付いており、ふとんとまくらを同時に乾燥することができる。室温20度で羊毛ふとんを乾燥した場合は約38分というスピード乾燥も実現し、短時間の乾燥によって電気代の節約にも貢献するとのこと。

HFK-PD2の衣類乾燥イメージ

そのほか、ダニ対策に有効な50度以上の温度を持続する680Wの強温風を実現し、ダニの死骸や花粉などのアレルギー物質を吸着してタンパク質を分解する「アレルキャッチャー」フィルターを採用する。

外形寸法は275(W)mm×165(D)mm×305(H)mmで、ふとん乾燥マットを含む本体質量は約3.2kg。ふとん乾燥マットのサイズは880mm×1,850mm。衣類乾燥カバー(HFK-PD2のみ)のサイズは670(W)mm×430(D)mm×1,090(H)mm。