オリンパスイメージングは14日、マイクロフォーサーズ規格に準拠した交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7」(11万2,350円)を12月に、「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6」(4万9,875円)を11月に発売すると発表した。両製品とも、本体色にはブラック・シルバーの2色が用意される。
「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7」
M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7は、35mm判換算で焦点距離150-600mmとなる超望遠ズームレンズだ。スーパーED(特殊低分散)レンズ1枚とEDレンズ2枚を使用し、望遠レンズの画質を劣化させる色収差を効果的に除去。レンズ全面にマルチコートを施してクリアな描画性能を持ち、逆光でもゴーストやフレアーの少ない抜けの良い画質を得ることができる。フォーカスは、ハイスピードイメージャAF(MSC)に対応したインナーフォーカス方式。絞り羽根は、7枚の円形絞り。
また、3枚のHR(高屈折率)レンズでさまざまな収差を除去すると同時に小型化を実現。従来のフォーサーズレンズ「ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.0-5.6」に比べ、体積比、重量比ともに70%以下と、大幅な小型軽量化が図られている。レンズ構成は13群18枚。全長は116mm、質量は430g、フィルター径は58mm。
「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6」
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6は、35mm判換算で焦点距離80-300mmとなる超望遠ズームレンズ。レンズ全面にマルチコートを施し、スーパーED(特殊低分散)レンズ1枚を使用、色収差を効果的に除去するなど画質を向上させている。フォーカスは、ハイスピードイメージャAF(MSC)に対応したリアフォーカス方式。絞り羽根は、7枚の円形絞り。
レンズ構成は10群13枚。全長83mm、質量190g、フィルター径は58mm。