米Googleは9月10日(現地時間)、同社Android端末向けのGoogle Mapsの最新アップデートの提供を開始した。新バージョンの「Google Maps for Mobile 4.5」では新たに「Walking Navigation」を搭載。従来まで車向けに提供されてきたTurn-by-Turnナビゲーションを歩行者向けに拡張し、歩行者専用通路を含む道案内を提供する。ナビゲーション中はバードビューで地図が表示され、ユーザーはこの指示に従って移動すればいい。
このようにGoogle Maps for Mobile 4.5では、ナビゲーション機能が大幅強化されているが、それでも迷いやすい、あるいは現地の状況を事前に確認したいというユーザーであれば、「Street View on Google Maps 」が使えるだろう。従来のGoogle Maps for MobileでもStreet Viewは利用できたが、新機能ではPC版にあるようなスマートナビゲーション機能が追加されており、Street View状態のまま画面の指示ボタンを押すことで地図上を自在に移動できる。Androidユーザーの場合、同機能を利用するにはGoogle Mapsのアップデートとはまた別に「Street View on Google Maps」をAndroid Marketからダウンロード/アップデートする必要がある。
このほか、検索時における距離やレーティングを指定したフィルタリングサーチ機能が追加されている。また検索場所の近くにある交差する道路の名称の検索など、従来よりも場所の探索が行いやすくなった。