さんま5,000匹を無料で提供するイベント「第15回目黒のさんま祭」が、19日に東京都目黒区の田道広場公園にて開催される。開催時間は10:00~15:00。
同イベントは、古典落語「目黒のさんま」をきっかけに1996年から開始されているもので、今回で15回目を迎える。今年はさんまの不漁が続いており、当初はさんまを確保できるかどうか実行委員会の方でも心配していた。しかし、最近になって水揚げが始まり、気仙沼側からも「イベント当日の水揚げは心配ない」と連絡があったという。
当日は、宮城県気仙沼港から直送された新鮮なさんま5,000匹を炭火焼にして無料で提供。焼き上がったさんまの付け合わせとして、気仙沼産の大根と醤油、大分産のカボスが用意される。このほか、「さんまのすり身汁」(100円)、気仙沼産フカヒレを使用した「フカヒレスープ」(300円)、気仙沼を代表する水産加工品等の物産販売も行う。
また、ホタテ貝に絵付けする「ホタテアート」や、濃縮した海水から塩を取り出す「塩作り体験」の体験学習ブースが用意されるほか、第15回を記念した催し物も予定されている。