東京・銀座の三越銀座店は、11日に商業施設を拡大してリニューアルオープンする。6、7階が紳士服と雑貨のフロアとなっており、6階では海外の一流ブランドがそろい、7階はビジネス・カジュアルともに商品を充実させるフロア構成となった。
今回のリニューアルでは、同店舗の本館(西側)と新館(東側)を一体化、店舗面積はこれまでの1.5倍強の約3万6,000平方メートルとなり、銀座・有楽町地区で最大規模に。駐車場・駐輪場も、「銀座エリア最大級となる収容台数を確保した」(三越銀座店)。フロア展開は、婦人服・紳士服とも、顧客の関心事の違いを考慮したものとなっている。
6階では「ファクトリー系から一流ブランドまで、オシャレな男性をうならせる海外ブランドが勢ぞろい」(三越銀座店)。自主編集した「クレアティーヴォ」では、ヴァレンティノやニール・バレットの商品を、ブランドを超えて自由に選べるように並べている。一流ブランドの製造を手がける海外のファクトリーからカジュアルアイテムを直接買い付けるため、このような陳列が可能になったとのこと。
ジョルジオ・アルマーニやトム・フォードなどのブランドも売場を展開するほか、万年筆や時計、カメラなどの趣味雑貨も豊富に取りそろえた。テイスティングルーム併設のシガー専門コーナーも設けられている。
7階は「ビジネススタイル」ゾーン(おもに東側)と「カジュアルスタイル」ゾーン(おもに西側)に分かれている。西側のエスカレーターそばの「ビジネスクロージング」では、スーツ用の生地を1,000種類用意。カスタマイズを楽しみながらスーツのパターンオーダーが可能となっている。
また、男性用コスメとフレグランス、バスアイテムと施術室を集めた日本初のコーナー「ギンザグルーミング」を設置したのも見所となっている。