進学教室浜学園は7日、千里中央教室開校2周年記念特別企画として、小学4年生~6年生とその保護者を対象に、日本の宇宙開発と技術をテーマにした特別授業を26日に開催すると発表した。参加料は無料。
同授業のテーマは、『奇跡を生んだ「はやぶさ」の挑戦』。通信途絶や燃料喪失などのトラブルに遭いながらも、7年の旅を終えて無事に地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」。授業では、その「はやぶさ」の姿勢軌道系開発に携わってきた、NEC航空宇宙システム 宇宙・情報システム事業部シニアエキスパートの小笠原雅弘氏を講師に招き、宇宙への挑戦やその技術について、子どもたちにわかりやすく解説する。
同社広報は、「中学受験の勉強の中には、はやぶさに使用された技術に繋がるものもあります。今回の特別授業は、現在学んでいる勉強が将来の夢へと続くという事を、子どもたちに体感してもらうために企画しました」と話している。
小笠原氏は、1982年にNEC航空宇宙システム入社。1985年にハレー彗星探査機「さきがけ」「すいせい」で初めて太陽周回軌道へ探査機を送る。1990年には、技術試験衛星「ひてん」により月を使ったスイングバイ技術を習得し、その後の惑星探査機の軌道制御の基を築いた。2000年代以降、小惑星探査機「はやぶさ」と月周回衛星「かぐや」の姿勢軌道制御系を部門長として統括し、月惑星探査を牽引。2009年より現職を務める。
参加の申込みは、同学園各教室にて参加申込書の配布と受付けを行っている。塾外生は電話(千里中央教室まで)での申し込みも可能。定員は230人(定員に達し次第受付終了)、申込み受付期間は11日~18日。なお、参加するには原則保護者の同伴が必要となっている。
特別授業『奇跡を生んだ「はやぶさ」の挑戦』概要
対象 | 小学4年生~6年生およびその保護者 |
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開催日時 | 9月26日 14:00~16:00 |
会場 | 千里ライフサイエンスセンター5階 サイエンスホール(大阪府豊中市新千里東町1丁目4-2) |
講師 | 小笠原雅弘氏 NEC航空宇宙システム 宇宙・情報システム事業部シニアエキスパート |
参加料 | 無料 |