ソニーマーケティングは、この度、コンパクトデジタルカメラ"サイバーショット"が、8月のBCNランキングのデジカメ(レンズ一体型)メーカー別金額シェア(8月1日-8月31日)において、金額シェアが17.44%となり、5年半ぶりのシェアNo1を獲得したことを発表した。

薄型スタイリッシュな「DSC-TX9」

24~120mm相当の5倍ズーム搭載「DSC-WX5」

世界初となるフルハイビジョン動画撮影機能を搭載したモデル(AVCHD記録に対応したコンパクトデジタルカメラとして)を発売した今年の2月以降、シェアを徐々に伸ばしはじめ、先月の「DSC-WX5」、「DSC-TX9」発売後、大きくシェアを拡大し、遂に金額シェアNo1を獲得した。

コンパクトデジタルカメラ市場は、画素競争からはじまり、手ブレ補正、高感度機能、また高速連写や高倍率ズーム、防水など新たな付加機能が続々と登場してきた。ソニーは今年の2月から世界初となるフルハイビジョン(以下、フルHD)動画撮影の機能を搭載した「DSC-TX7」、「DSC-HX5V」を、8月には「DSC-WX5」、「DSC-TX9」を発売し、気軽に高画質な動画撮影が行えることを提案。生活者の周りもフルHD動画を楽しめる環境が整いはじめたこともあり、コンパクトで気軽に撮影できる"サイバーショット"のニーズが高まったようだとしている。

特に注目したいのが、今まで"サイバーショット"購入者の男女比は7:3となっていたが、8月末には5:5と女性購入者が増加した点。女性の中でも動画の重要性が高まり、さらに高画質な動画がコンパクトデジタルカメラで撮影できるようになったことが支持され、今回のシェアNo1につながったと考えられるという。