仏Archosは8月31日(現地時間)、OSにAndroid 2.2を採用したタブレット端末を発表。99ポンドの低価格モデル「ARCHOS 28 internet tablet」など5機種を用意した。

今回同社が発表したのは、ARCHOS 28、「ARCHOS 32」「ARCHOS 43」「ARCHOS 70」「ARCHOS 101」。ARCHOS 28、同32、同43は9月中に主要市場で出荷を開始する。ARCHOS 28 70と同101は10月に発売予定。

ARCHOS 101 internet tabletは、10.1インチディスプレイ、1GHzのARM Cortex A8プロセッサを搭載した同シリーズのフラッグシップ端末。Wi-Fi、Adobe Flash Player 10.1に対応するなどPCライクなWebブラウジング体験を提供する。加えて、HDMI出力やHD動画もサポート。前面にVGAカメラを搭載し、動画通話も楽しめる。microSDHCスロットも備える。 厚さ12mm・重量480gと、iPadよりも大きな画面を搭載しつつ、軽量・薄型化を実現した。8GBと16GBの2モデルが用意されている。価格は8GBが269ポンドで、16GBが299ポンド。

ARCHOS 101 internet tablet

ARCHOS 70は、7インチディスプレイを搭載したモデル。1GHzプロセッサを搭載するなど、101に似たスペックで、フラッシュメモリ搭載モデルとHDD搭載モデルが用意されている。価格は8GBモデルが229ポンド、250GBモデルが269ポンド。

ARCHOS 70 internet tablet

ARCHOS 43は4.3インチディスプレイを搭載したモデル。2メガピクセルのHD動画対応カメラを搭載する。メモリは16GBで、価格は199ポンド。

ARCHOS 43 internet tabletの厚さは9mm。重量は130g

ARCHOS 28、同32は小型ディスプレイ搭載モデル。2.8インチディスプレイを搭載ARCHOS 28の価格は、4GBモデルが99ポンド、8GBモデルが109ポンド。3.2インチディスプレイ搭載のARCHOS 32の価格は129ポンド(8GBのみ)。

ARCHOS 28 internet tablet

ARCHOS 32 internet tablet

5機種とも、Archos独自のアプリマーケット「AppsLib」を利用してAndroidアプリケーションを入手できる。

AppsLibの画面例