スウォッチ グループ ジャパンのオメガ事業本部は、8日から21日まで、大丸福岡天神店(福岡市)の本館1階にて、『オメガ コーアクシャル エキシビション ~オメガコレクション2010 オメガのすべて~』を開催する。期間中には、独自の時計内部機構「コーアクシャル脱進機」の動く巨大模型が展示される。

大丸福岡天神店で開催される「オメガ コーアクシャル エキシビション ~オメガコレクション2010 オメガのすべて~」の展示予想図

コーアクシャル脱進機とは、イギリスのジョージ・ダニエルズ博士が発明し、オメガが1999年に製品化した仕組み。2枚のガンギ車と3つの爪先を同軸上に配したことで、摩擦を最小限に減らし、時計のメンテナンスのサイクルの長期化を実現させている。

同イベントの開催にあたり、本来は1cm程度の大きさという脱進機の部分を90㎝に拡大した巨大模型が出現。ムーブメントをイメージした土台は、直径2.4mに及ぶという。実際の時計では確認しづらい脱進機の仕組みも、巨大模型にすることでわかりやすく見ることができる。

オメガが誇るコーアクシャル脱進機の巨大模型で、その仕組みをわかりやすく表現した

なお、期間中の11日と12日には、時計師によるデモンストレーションも行われ、より詳細にコーアクシャル脱進機の仕組みを説明することになっている。一般客が時計師にふんしての撮影サービスも行われるとのことだ。