女優の秋山莉奈、桃瀬美咲、佃井皆美が4日、都内で映画『ゴスロリ処刑人』の初日舞台挨拶を行った。

左から、秋山莉奈、桃瀬美咲、佃井皆美 拡大画像を見る

『平凡ポンチ』でキュートなブルマ姿を披露して以来、約2年ぶりの映画出演となる秋山莉奈。母を突然殺され復讐の女神と化したゴスロリ少女が、5人の暗殺集団に血の制裁を与えていく。ゴスロリ姿で登場した秋山は「この映画にか関わらせていただいて、約10カ月。初日を迎える事ができまして嬉しく思っています」と喜びを語った。「最初の頃は筋肉痛との闘いでしたが、Mなのでキライじゃないです(笑)。今回はハードなアクションを頑張ったので1つ1つ細かく、アドリブまで観てもらえたら嬉しいです」と緊張を覗かせながらも堂々挨拶した。

金の盛りヘアにデコ眼帯のギャルスナイパーを演じた桃瀬美咲は、レディ・エル姿で登場。「セリフはアドリブで、学校のギャルっぽい子達を参考に、テンション上げて頑張りました。こんなに小さくてヘラヘラしている奴がアクションなんか出来るかなって思った方一杯いると思うんですが、本編を観て確かめてください!」とキュートな挑戦状を叩きつけた。地下賭博場の壷振り師として迫力の啖呵を切りまくるのが、新進アクション女優の佃井皆美。「アクションをやっていると、自分とは全然違うキャラクターを演じる事ができて楽しかったです」と、映画とはうって変わってはんなりした笑顔を見せ「こだわって作ってくださっている世界観を楽しんでいただけたらなと思います」とアピールした。

「これから本編を観る皆さんから、どんなリアクションが出るか気になります」と秋山

小原剛監督(右)は『DEATH TRANCE』(2006年)や『お姉チャンバラ』(2008年)でアクション監督を務め、 今回が2本目の監督作

見どころの一つ、スプラッターシーンには、残酷効果で世界から注目を浴びる西村喜廣率いる西村映造とVFXの鹿角剛司という最強タッグが参戦。「元々アクションとして究極な物を目指しましたが、個々にキャラクターを作り、お父さんとユキの関係性など、ブレなくストリーを進めるよう努力しました。血糊もバイオレンス描写として使っているんじゃなくて、あくまでもコメディー要素。血飛沫は日本の水芸だと思ったんで、そういう見せ方をしたいと思いました」とこだわりを語ったていた。

本格アクションに和製スプラッターと日本のファッション文化であるゴスロリを融合した映画『ゴスロリ処刑人』は、シアターN渋谷にて公開中で、全国順次公開となる。