東芝の英国法人は9月2日(現地時間)、Android 2.2(Froyo)を搭載した初のタブレット端末「Toshiba FOLIO 100」を発表した。英国で10月に発売、3G対応なしのモデルの価格は税込みで329ポンド(約42,800円)としている。
Toshiba FOLIO 100は、10.1インチのキャパシティブタッチ画面(解像度は1024×600)を搭載したタブレット端末。筐体前面にはビデオ通話用の1.3メガピクセルのWebカメラを搭載する。寸法は281×181×14mmで、重さは760g。無線方式はWi-Fi(IEEE 802.11b/g/n)とBluetooth 2.1+EDRをサポート。3Gは標準対応ではなく、3Gサポートモデルは後半にローンチするとしている。
プロセッサは米Nvidiaの「Tegra 2」を採用。内蔵ストレージは16Gバイトで、SDHCカードにより32Gバイトまで拡張できる。HDMI端子も備え、DLNAもサポートする。バッテリ持続時間は7時間(利用時間比率がWebブラウジング65%/動画再生10%/スタンバイ25%の場合)。
メディアプレイヤーには、同社独自の「Toshiba Media Player」を搭載する。このほかWebブラウザ「Opera Mobile」、電子ブックリーダー「FBReader」、オフィススイート「Document To Go」、同期ノート「Evernote」、動画通話「Fring」などのアプリケーションを事前搭載する。Adobe Flash Player 10.1もサポートする。