日本HPは、10.1型ワイド液晶を搭載する法人及び教育市場向けミニノートPC「HP Mini 5103」を発表した。シングルコアのIntel Atom N455搭載モデル2機種と、デュアルコアのIntel Atom N550搭載モデル3機種がある。Atom N455搭載モデルは9月中旬より、Atom N550搭載モデルは10月中旬より発売される。価格は39,900円から。

「HP Mini 5103」

キャリーハンドル付きモデル

小中学校など教育現場のIT化への関心に応えるべく、マルチタッチ機能に対応し、持ち運びに便利なキャリーハンドルを装備した教育市場向けモデルもラインナップ。きょう体は、傷がつきにくいアルマイト処理を施したアルミニウムとマグネシウム合金。液晶ディスプレイは、目が疲れにくい非光沢タイプの10.1型ワイドで、フルサイズキーボード比95%のキーピッチを確保した浮石型のキーボードを採用するほか、OS起動時に当日のスケジュールとバッテリ充電状況を表示する「HP DayStarter」、任意のデータを2台のPCで同期できる「HP QuickSync」などの独自ソフトウェアを搭載している。

シングルコア「Atom N455」搭載モデル

HP Directplus専用の「N455/10L/1/160/Starterモデル」は、CPUがIntel Atom N455(1.66GHz)、チップセットがIntel NM10 Express、メモリがPC3-10600 1GB(最大1GB)、ストレージが160GB SATA HDD、光学ドライブはオプション、グラフィックスがIntel GMA 3150(CPU内蔵)、ディスプレイが10.1型ワイドTFTカラー液晶(1,024×600ドット)、OSはWindows 7 Starter。ネットワークが10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LANと、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN。外形寸法はW262×D180×H23.2~31mm、重量は約1.12kg、バッテリ駆動時間は約4.5時間。価格は39,900円。

「N455/10L/1/160/Starterモデル」のディスプレイをマルチタッチ対応に変更し、OSにWindows 7 Home Premium(32bit版)を採用した「N455/10LT/1/160/Home/Redモデル」は、価格が54,600円。こちらの外形寸法/重量は、W262×D180×H25.2~33mm/約1.26kgとなる。

インタフェースはいずれも、D-Sub、USB 2.0×3、マイク、ヘッドホン、ラインアウト、SDメモリーカードスロット、2MピクセルのWebカメラ。

デュアルコア「Atom N550」搭載モデル

「N550/10H/2/160/Professionalモデル」は、CPUがIntel Atom N550(1.5GHz)、チップセットがIntel NM10 Express、メモリがPC3-10600 2GB(最大2GB)、ストレージが160GB SATA HDD、光学ドライブはオプション、グラフィックスがIntel GMA 3150(CPU内蔵)、ディスプレイが10.1型ワイドTFTカラー液晶(1,366×768ドット)、OSはWindows 7 Professional(32bit版)。ネットワークが10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth v2.1で価格は69,930円。外形寸法はW262×D180×H23.2~31mm、重量は約1.2kg。バッテリ駆動時間は約4時間。

「N550/10H/2/160/Professionalモデル」のストレージを128GB SSDに変更した「N550/10H/2/128S/Professionalモデル」は、価格が94,500円。こちらの外形寸法/重量は、W262×D180×H23.2~31mm/約1.16kgとなる。

「N550/10H/2/160/Professionalモデル」のディスプレイをマルチタッチ対応に変更し、ストレージをSATA 250GB HDDにした「N550/10HT/2/250/Professionalモデル」は、価格が75,600円。こちらの外形寸法/重量は、W262×D180×H25.2~33mm/約1.28kgとなる。

インタフェースはいずれも、D-Sub、USB 2.0×3、マイク、ヘッドホン、ラインアウト、SDメモリーカードスロット、2MピクセルのWebカメラ。