スタンダード&プアーズ(S&P)は1日、日本航空と同社の100%子会社である日本航空インターナショナルが8月31日に東京地方裁判所に更正計画案を提出したことについて、「これを受けて両社の格付けを変更することは考えていない」と発表した。
両社の会社格付けは、2010年1月19日に両社が会社更生法の適用を申請したことを受け、「SD」から「D」へ変更された。
スタンダード&プアーズでは、「11月30日に予定されている更正計画認可が実際になされた後に、同更正計画に基づく両社の業績と財務の見通しや、資金計画や取引銀行団による融資姿勢などを検証した上で、両社の格付けを見直す予定」としている。