自由きままなひとり暮らし。親の干渉はないし、2人きりにもなりやすいとあって「恋愛に優位」と考える人は多いようだ。結婚相談所のサンマリエが運営する婚活応援サイト「恋のビタミン」がアンケート調査を実施している。

調査は昨年12月8日~16日にワンクリックアンケート方式で実施。男女合わせて173人から回答があった。

「ひとり暮らしは恋愛に優位?」と聞いたところ、男女とも75%、つまり4人に3人が「優位」と回答。「優位ではない」としたのは男性の19%、女性の14%にとどまった。

「優位」とした理由をみると、まず多いのが「2人きりの空間をつくりやすい」(31歳男性)、「一緒にいられる時間が長く、親密な関係を築きやすい」(29歳女性)といったもの。家族と同居だと親からの監視や門限などが厳しくなりがちな女性からは、「ひとり暮らしをするようになってから彼氏ができるようになりました」(34歳)、「ひとり暮らしの女の子に彼氏をとられた。既婚者の友人は、全員ひとり暮らし経験者」(28歳)といったエピソードも寄せられた。

自由な半面、生活上でのいろいろな責任が伴ってくるのもひとり暮らし。ひとり暮らしによって「生活力」が身に付き、それが恋愛にも優位に働くと考える人も多いようで、「生活感・生活力は、実際にひとり暮らしをしてみないとわからないと思うし、いざというときに頼りになると感じられるのは、親元で暮らしている人より有利だと思う」(31歳男性)、「家事が身に付き、経済的なノウハウもつかめ、援助なしの生活の大変さがわかるから、ひとり暮らしのほうが印象的には有利となると思う」(19歳女性)といった声もあった。

一方、「優位ではない」とした人の意見には、「(ひとり暮らしは)不規則な生活をしていそうだし、金銭面が苦しそうに見える」(27歳女性)、「『生活が乱れているのではないか?』と誤解されると恋愛においては損」(47歳女性)といった意見も。また、「思うようにいかない環境に、恋愛を盛り上げる要素がある」(37歳女性)、「障害(制約?)があるほど、恋心は盛り上がるから」(21歳女性)など、家族の干渉や自由度のなさといった"障壁"が恋愛を盛り上げる要素になると前向きに考える人もいた。