「ウイルスバスター2011 クラウド」

トレンドマイクロは31日、同社のコンシューマー向けセキュリティ製品の最新版となる「ウイルスバスター2011 クラウド」を発表。製品ラインナップは、パッケージ版からダウンロード版、1年版/3年版、保険&サポートPCサポート付属など幅広く用意されているが、1年版パッケージ版の同社オンラインショップでの価格は5,980円になる。店頭では9月3日からの販売になるが、先行して同社Webサイトでは本日より販売を開始するほか、体験版も公開する。対応OSは、Windows XP(SP3 ) / Vista(SP1 32/64ビット) / 7(32/64ビット)となるが、「ウイルスバスター for Mac」が同梱されるので、ユーザーはWin/Macを問わず、1シリアルで3台まで利用できる。

パッケージ版(価格は同社オンラインショップ価格) ダウンロード版(価格は同社オンラインショップ価格)
「ウイルスバスター2011 クラウド1年版」オープン価格( 5,980円) 「ウイルスバスター2011 クラウド ダウンロード1年版」オープン価格 ( 4,980円)
「ウイルスバスター2011 クラウド3年版」オープン価格(12,800円) 「ウイルスバスター2011 クラウド ダウンロード 2年版」オープン価格( 8,980円)
「ウイルスバスター2011 クラウド6ユーザパック」オープン価格( 9,800円) 「ウイルスバスター2011 クラウド ダウンロード 3年版」オープン価格(11,800円)
「ウイルスバスター2011 クラウド + 保険&PCサポート 1年版」オープン価格( 7,980円) 「ウイルスバスター2011 クラウド 6ユーザパック ダウンロード版」オープン価格( 8,980円)
「ウイルスバスター2011 クラウド + 保険&PCサポート 3年版」オープン価格(16,980円) 「ウイルスバスター2011 クラウド + 保険&PCサポート ダウンロード 1年版」オープン価格( 6,980円)
「ウイルスバスター 更新パック」(※6)オープン価格( 6,705円) 「ウイルスバスター2011 クラウド + 保険&PCサポート ダウンロード 2年版」オープン価格(11,900円)
- 「ウイルスバスター2011 クラウド + 保険&PCサポート ダウンロード 3年版」オープン価格(15,980円)

2011年度版のウイルスバスターでは、リアルタイムなセキュリティ対策とさらなる軽快性を実現するために同社のクラウド技術「スマートスキャン」を採用。新バージョンでは、クラウド上のウイルスデータベースを参照し、検出する仕組みを取り入れウイルススキャンを抜本的に変更。製品名にも"クラウド"が新たに取り入れられている。同社では、新機能スマートスキャンの搭載について、ウイルスの発生が1.5秒に1種という速度にまで達しており、リアルタイムな保護対策を掲げているほか、従来のシグネチャの約80%がクラウド上へと移行できるため、軽快性も大幅に高まるとする。クラウド上ではファイルレピュテーション、Webレピュテーション、E-mailレピュテーションの各DBが集合しており、ウイルスやWeb、メールからの脅威などをリアルタイムに保護。同社のスマートスキャンテクノロジを支えるスマートスキャンプロテクションネットワークでは、24時間365日、1000人以上のエキスパートがデータを分析している。

そのほか、HTMLファイルに埋め込まれた悪意あるプログラムを振る舞い検知し、不正Webをブロックする「ブラウザガード」、ウイルス検出時にダウンロード元の不正URLなどの情報を同社に送信しより効率的な脅威への対応を可能とする「ローカル相関分析」、個人情報漏えい防止などファイル削除時に復元できないように完全消去を行う「データ消去ツール」なども新機能として搭載される。

ウイルスバスター2011 クラウド保護画面

ウイルスバスター2011 クラウド クイック検索画面

ウイルスバスター2011 クラウド データ消去ツール

ウイルスバスター2011 クラウド その他ツール一覧画面

また、サクサク軽快でお馴染み2010年版の仲間リサさんに引き続き、「ウイルスバスター2011 クラウド」のイメージキャラクターに山本美月さんが選出。山本美月さんと共に製品の使い方を学べるコンテンツや製品開発ストーリーなど数々のコンテンツが掲載予定の「ウイルスバスター 2011 クラウド」もオープンする。