恋人ができても、結婚はまた別の話。スピード婚もあるが、何年も付き合っていても結婚に至らないケースも多いようだ。結婚の前に立ちはだかる「壁」って一体どんなもの? 結婚相談所のサンマリエが運営する婚活応援サイト「恋のビタミン」がアンケート調査を実施している。
調査は7月5日~29日にワンクリックアンケート方式で実施。男女合わせて182人から回答があった。
「結婚するにおいて最大の壁となることは?」と聞いたところ、男女ともに1位となったのは「相手に結婚願望がない」(男性18%、女性20%)だった。「どんなに愛おしく想いあっていても、相手にあまりにも結婚に対して大きな不安があると、解決していこうとしたとしても時間がかかりすぎてしまい、結局ダメに。結婚願望のない人は壁です」(41歳女性)といった意見が。既婚女性からは「もともと結婚願望がなかったので意義が見出せず、自分のモチベーションが最大の壁だった」という声も聞かれた。
男性2位、女性3位は「生活習慣の違い」(男女とも17%)、男性3位、女性2位には「金銭感覚が合わない」(男性16%、女性19%)がランクイン。離婚経験者の女性からは「『生活習慣』『価値観』が違うとやっぱり難しい」という意見も寄せられた。
4位以下の順位は男女とも同じで、「両親に反対されている」「収入の問題」「食べ物が合わない」「単身赴任などの距離の問題」「年齢差」の順。この時代でもやはり「親の反対」は結構"重み"があるようだ。
「収入の問題」では「正直、お金がなかったら、好きな人と一緒に暮らしても食べたいものが食べられなかったり、些細なことで我慢や不満が募る」(25歳男性)、「お金は大事! 幸せになるために結婚したいからね」(36歳女性)といったコメントが見られた。"お金"は幸せな結婚生活のための重要な要素と考える人は多い。
ほかでは「なにせ仕事がないので(あっても低収入なので)、家族というか恋人をつくることができない」(31歳男性)、「親の介護が現実自分ひとりなので、仕事は収入よりも、時間や休みに都合をつけやすい方を優先。とても家庭を持てる状態ではありません」(46歳男性)といった切実な声も上がった。