松井証券は30日、米国のCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)における日経225先物(円建)の取引時間延長に合わせて、9月13日(予定)に、夜間先物取引の取引時間を延長すると発表した。これにより松井証券では、「日経225先物がほぼ24時間取引できるようになる」という。
夜間先物取引とは、米国のCMEに上場している日経225先物(円建)の取引。松井証券は、2008年6月に主要オンライン証券で初めて夜間先物取引の取扱いを開始し、口座数は13,000口座を突破している。
夜間先物取引の取引時間が延長されることにより、大証では取引できない時間帯にも、日経225先物の取引が可能となる。例えば、前日の米国市場の動きを受けた大証の取引時間開始前の早朝や、香港市場の取引開始直後(日本時間11時)の昼休みの時間帯など、「海外の市場動向に応じて、機動的に取引を行うことが可能となる」(松井証券)。
また、これまではSGX(シンガポール証券取引所)日経225先物の価格が投資情報として株や先物の投資家に利用されてきたが、これからは、「24時間取引されているCME日経225先物の価格も、新たな投資情報として利用することが可能となる」(同社)としている。