GM、キャディラック「SRXクロスオーバー」「CTS/CTS-Vクーペ」を導入

ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパンは、2011年モデルのキャデラックの新ラインナップとして、「SRXクロスオーバー」、「CTSクーペ」、「CTS-Vクーペ」を導入すると発表した。価格はSRXクロスオーバーが549万円と599万円、CTSクーペが668万5000円、CTS-Vクーペが899万円と984万円。日本への導入は、SRXクロスオーバーが2010年12月、CTS/CTS-Vクーペが2011年1月を予定している。

SRXクロスオーバーは、直噴3.0L(リッター)V型6気筒エンジンを搭載したSUVタイプのモデル。電子制御LSD(リミテッド・スリップ・デファレンシャル)付きのAWD(オールホイールドライブ)システムによる最高水準の走行性能と、ラグジュアリーな乗り心地も特徴としている。フレキシブルなカーゴルーム、高さ調整メモリー機能付パワーリフトゲートなども装備する。18インチホイールの「ラグジュアリー」と、20インチホイール、スポーツサスペンション、HIDヘッドランプなどを装備する「プレミアム」の2モデルが用意される。

CTSクーペはスポーティなクーペモデル。車両の安全性を高める「スタビリトラック」、パフォーマンスサスペンション、リアビューカメラシステムなどを装備する。パワートレインは直噴3.6LのV型気筒6エンジン+6速ATとなる。

CTS-Vクーペは、デザイン性の高いCTSクーペのボディに、V型8気筒6.2Lにスーパーチャージャーを加え、圧倒的なパワーを備えたキャデラック史上最速モデル。スタンダードモデルのほか、RECARO社製シートやベンチレーション機能を搭載し、装備を充実させた、「プレミアム」も用意される。