NTT東日本は、26日、東京新宿にあるNTT西新宿ビル内に、「光HOUSE(ひかりハウス)」をオープンさせる。ここでは、NTT東日本の光サービスや光サービス上で活用されるテレビ・パソコン等の家電機器を展示し、光サービスを体感できる。

光HOUSEの設置目的は2つある。1つは、実際に、ユーザーに光サービスを体験してもらうこと、そしてもう1つは、光サービスを戸建住宅やマンションに組み込むあたって、どのような設備や工事が必要なのかを、建築業者やデベロッパー向けにコンサルティングすることだ。

NTT東日本 東京支店 営業企画部長 神谷直応氏

NTT東日本 東京支店 営業企画部長の神谷直応氏は「いくら電話で説明しても、実際に利用シーンを体験していただかないと理解してもらえない」と、設置理由を説明する。

光HOUSEは、5つのゾーンから構成され、NTT東日本の光サービスや光サービス上で活用されるテレビ・パソコン等の家電機器を展示し、光サービスの「先進性」「利便性」「安全性」を「見て」「触って」体感できる。

「光のコンセプトゾーン」では、光ファイバーをモチーフとした「光のトンネル」の中に映し出されるイメージ映像により、光ファイバー上で流れる映像や音楽などの情報を表現し、フレッツ光を支える先進的な技術を直感的に体感できる。「光の設備コーナー」では、フレッツ光を利用するのに必要な機器や配管など、設備の実物を確認でき、「光の体感コーナー」では、リビングやキッズルームなど、生活のシーンに合わせて、光サービス上で活用されるテレビ・パソコン等の家電機器を通して、フレッツ光のサービスを体験できる。

「光のコンセプトゾーン」

「光の設備コーナー」。一戸建てとマンション向けの設備が展示されている

「光の設備コーナー」にある部材の展示

リビングコーナーでは、フレッツ・テレビやひかりTVなどが体験できる

LANやテレビアンテナの端子も備えたコンセント。Blu-ray Discドライブとテレビを接続しているHDMIケーブルを壁の中を通して配線。事前工事をすれば、このようなことも可能とのこと

一人暮らしのコーナーでは、モバイルWi-Fiルータ「光ポータブル」を体験できる

PLC(電力線通信)のアダプタも設置されている

メール、インターネットもできるテレビ電話「フレッツフォン VP2000」

テレビをディスプレイ代わりに利用するPC「光BOX」。高齢者向けに文字入力もボタンで選択するようになっている

光HOUSEの開館時間は、平日が11:00～18:30、土日、休日は11:00～18:30までで、水曜日が定休日となっている。予約は不要だが、団体(10名程度以上)での来館を希望する場合は、事前連絡が必要だ。詳細は専用サイトを参照してほしい。