マカフィーは、同社の個人向けセキュリティソフト「マカフィー トータルプロテクション」、「マカフィー インターネットセキュリティ」、「マカフィー アンチウイルスプラス」など2011年製品ラインアップを9月3日より発売する。同社オンラインストアでの価格はそれぞれ順に、6,980円(1年/3台)、5,775円(1年/3台)、4,095円(1年/1台)となる。対応OSは、Windows XP(SP3) / Vista(SP1 / 32/64ビット) / 7(32/64ビット)。
同社のコンシューマ向けセキュリティ製品は、マカフィー史上最速と銘打つ2010年のメジャーアップデートにより2009年バージョンとの比較においてスキャン時間で325%以上の高速化、ユーザーインタフェースの一新が行われており、これらに加えて2011年版では同社のクラウドセキュリティ技術基盤であるGlobal Threat Intelligenceの機能向上が図られている。
Global Threat Intelligenceは、30カ国350人以上の専任研究者から成るMcafee Labs、1カ月に200億回の安全評価を行うEメールリサーチ、1日50,000件の新種検出を行うマルウェアリサーチ、毎月3,200万以上のWebサイトの評価を行うウェブリサーチなどを用いてリアルタイム保護を実現。今回導入された新テクノロジでは、マルウェアなどの特定方法や対策方法を一変させており、2010年4月からの試験運用を経て搭載されることになる。
製品は、定義ファイルの更新の間(通常15分から24時間)にも発生する新種のウイルス情報をクラウド上のデータベースでリアルタイムに確認するアクティブプロテクション、レピュテーションと実際にWebサイトにアクセスすることでWeb検査を行う同社独自のクロールとのW解析を行うサイトアドバイザ、ダウンロード前にウイルスの侵入をブロックするダウンロードプロテクションなどの従来からの特徴に加えて、PCが使用されていない時間を自動的に感知してウイルススキャンを実行する負荷分散機能、重要なデータをオンラインでバックアップするオンラインバック機能(マカフィー トータル プロテクション2011 2GB/マカフィー インターネットセキュリティ2011 1GB)などが搭載される。
また、マカフィー インターネットセキュリティ 2011には、保護者機能。最上位版となるマカフィー トータルプロテクション 2011には、保護者機能のほか、危険なサイトへのアクセス自動規制、ホームネットワーク保護機能などが搭載される。