日本ブランド戦略研究所は25日、香港のINFOBRIDGE HOLDINGS GROUP LTD.(インフォブリッジ)と共同で中国における企業のイメージを調査した「日系企業イメージ調査in中国」の結果を発表した。
同調査は、7月2日~16日の期間にインターネット上で実施。調査対象企業数は160社(うち日本企業102社)で、有効回答数は1,200人。「信頼できる」「高級感がある」などのポジティブイメージと、「消費者を軽視している」「環境を破壊している」などのネガティブイメージを合わせた11項目の調査を行い、各合計値の差を算出したイメージスコアによってランキングを決定した。
その結果、日本企業のブランドイメージランキング1位となったのは、「ソニー」で222.2ポイント(以下、Pt)。以下、2位「資生堂」(217.8Pt)、3位「ソニー・コンピュータエンタテインメント」(208Pt)と続いた。また、4位「キヤノン」(198.4Pt)、5位「ニコン」(164.3Pt)、7位「シャープ」(153.1Pt)、9位「パナソニック」(145.2Pt)と、家電メーカーがトップ10に多数ランクインする結果となっている。
全160社のブランドイメージランキング1位は、米の「アップル」で320.7Pt。以下、2位「adidas」(ドイツ、306.6Pt)、3位「NIKE」(米、296.1Pt)、4位「ノキア」(フィンランド、284.4Pt)、5位「ロレアル」(フランス、257.2Pt)と続いた。日本企業の最高位は「ソニー」で13位。
日本企業ブランドイメージランキング
順位 | 企業 | ポイント |
---|---|---|
1位 | ソニー | 222.2 |
2位 | 資生堂 | 217.8 |
3位 | ソニー・コンピュータエンタテインメント | 208.0 |
4位 | キヤノン | 198.4 |
5位 | ニコン | 164.3 |
6位 | ヤマハ | 156.6 |
7位 | シャープ | 153.1 |
8位 | 花王 | 147.4 |
9位 | パナソニック | 145.2 |
10位 | 富士フイルム | 141.3 |