アーク情報システムは、物理的なドライブが非接続の状態でもドライブレスでこれらを利用できるようにするユーティリティソフト「CD 革命/Virtual Ver.11 XA」を9月10日より発売。製品はライティングエンジン搭載の「CD 革命/Virtual Ver.11 XA Pro」が価格11,340円、取り込みと再生を行う機能のみのを搭載する「CD 革命/Virtual Ver.11 XA Std」が価格7,980円となる。対応OSは、Windows XP / Vista / 7(32/64ビット)。
製品は7月に出荷終了となった同社人気のCD/DVD仮想化ユーティリティソフト「CD 革命/Virtual Ver.11」の後継パッケージとなる。同社によると、出荷終了後もユーザーからソフトのニーズが多く寄せられたことから、コピープロテクトの施されたメディアなどの仮想化機能を一部制限して、リーズナブルなプライスでの発売になった。ソフトは、ハードディスク内に最大23個の仮想ドライブを作成し、物理的なドライブの接続なしにコンテンツを扱えるようにする。ドライブ非搭載のノートPCでの活用やかさばるメディアを持ち運ばずとも、仮想化されたメディアをハードディスク内から呼び出すだけとなる。
また、ハードディスクやCDの中のファイルなどを集めてユーザーオリジナルの"仮想CD"を作成する編集機能やパスワード設定機能、登録された仮想CDを5階層から成る"仮想フォルダ"で管理する機能、仮想音楽CD専用オーディオプレイヤー「FCD JUKEBOX」なども搭載。PRO版にはライティング機能が搭載されており、メディアのバックアップやFCDファイル(取り込んだコンテナファイル)のメディアへのバックアップなども可能になる。
起動画面。同社Webサイトより |