もう何年も付き合っているのに彼女が合鍵を渡してくれない―。そんな悩みを持っている男性もいるのでは? 実はこの"合鍵"に対する意識、男女でかなり違うがあるようだ。結婚相談所のサンマリエが運営する婚活応援サイト「恋のビタミン」がアンケート調査を実施している。

調査は昨年12月8日~16日にワンクリックアンケート方式で実施。男女合わせて173人から回答があった。

「恋人に合鍵を渡す?」と聞いたところ、男性では「渡す」が47%でほぼ半数を占め、「渡さない」の32%を上回った。一方の女性では「渡す」は22%と少なく、44%が「渡さない」と答えている。

まず「渡す」とした理由だが、多かったのは「特別な存在であることの意味として」(38歳男性)、「安心感を与える」(34歳男性)、「結婚前提で付き合うから」(26歳男性)、「信用してる証として」(33歳女性)といったもの。相手への信頼感と愛情の"証"として合鍵を渡す、と考える人は多いようだ。ほかでは「自分がいないときに手料理を作ってほしい」(25歳)「仕事終わりに先に帰ってて、迎えてくれたらうれしいから」(20歳)といった理由を挙げた女性もいた。

それでは「渡さない」理由は何なのだろうか? 回答から見えてきたのはプライベートエリアへ自由に出入りさせることへの抵抗感。「プライバシーは重要だから」(44歳男性)、「いくら恋人でも、自分が不在時に好き勝手に家に入られるのはなんかいやかも」(22歳女性)、「相手や関係にもよるが、自分だけのリラックスできる空間は常に持っていたいから」(23歳女性)などの声があった。ほかでは「合鍵を渡すくらいなら同棲するほうがいいのでは?」(31歳女性)、「以前付き合っていた人にストーキングされたことがあるので、怖くてできない」(29歳女性)といったコメントもあった。