AGA対策プロジェクトは23日、ビジネスシーンにおける薄毛に対する意識調査の結果を発表した。同調査は、同プロジェクトの発起メンバーで、日本臨床毛髪学会理事長の倉田荘太郎氏(くらた医院院長)監修のもと、全国の20代~40代の社会人男性1,200人(内訳は薄毛を認識している人・認識していない人が600人ずつ)を対象に実施したもの。
それによると、薄毛であると認識している600人のうち、31.8%が薄毛を認識したことで「行動が消極的になった」と回答。また、薄毛を認識していない600人の中で32.5%も、自身が将来薄毛になったら「行動が消極的になる」と答えた。
薄毛により行動が消極的になった(なる)と答えた人のうち、その内容として最も多かった回答は、「コミュニケーションが減った(苦手になった)」で63.2%。以下、「会社に行くことを苦痛に思うことが多くなった」(28%)、「業務に対してチャレンジする気持ちが少なくなった」(24.6%)と続いた。
薄毛を認識している人のうち、55.3%がビジネスシーンにおいて「周囲の目を気にしながら」仕事をしていると回答。具体的には、32.1%が「自分の頭部を見られている気がする」と答え、次いで「ネガティブなイメージ(不潔、頼りない、情けないなど)を持たれている気がする」(20.8%)、「陰口(悪口)を言われている気がする」(15.3%)との順になった。 このほか、ビジネスシーンにおける理想のヘアスタイルの有名人を聞いたところ、1位「佐藤浩市」、2位「木村拓哉」、3位「唐沢寿明」、4位「福山雅治」、5位「織田裕二」との順になった。