パナソニックは23日、ビルトイン食器洗い乾燥機の買い替え需要に対応する専用機種「NP-45MC5T」を10月1日に発表すると発表した。価格は工事費別で20万8,950円。
同製品は、1980年後半に装着率が向上したビルトイン食器洗い乾燥機が、設置後10年以上を経過して買い替え需要が年々増加していることに対応する、買い替え専用機。既設のシステムキッチンのほとんどに対応可能な本体奥行き60cmモジュールを採用し、デザイン面においても既設のシステムキッチンとの調和が追及されている。さらに、既存の食器洗い乾燥機の給排水管や電源をそのまま流用でき、専用部材を採用したことで入れ替え作業がスムーズに行えるとのこと。
機能面では、「汚れセンサー(光センサー)」と「食器量センサー(温度センサー)」が汚れ具合と食器の量を見分け、ムダを省いて最適な運転を自動で行う「エコナビ」機能を搭載。食器の隅々にまで洗剤成分行き渡らせて汚れや菌を食器から浮かせた後に、強力水流によって浮かした汚れや菌を一気に洗い流す「パワー除菌ミスト」洗浄も可能となっている。
そのほかの特徴として、運転音が約41dB(50Hzの場合)という図書館並みの静かさを実現し、上面での操作ができるプルオープン(引き出し)タイプなので、足や腰への負担を軽減できるとのこと。