10月30日公開の3D映画『牙狼<GARO>~RED REQUIEM~』の完成記者会見が20日、都内で行われ、主演の小西遼生、原紗央莉と雨宮慶太監督が出席した。
映画『牙狼 |
本作は2005年10月よりテレビ東京系で深夜に放送されて人気を博した『牙狼<GARO>』の劇場版。最先端3D技術を駆使して製作。日本で初めてとなる全編フルデジタル3D映画として公開前から大きな話題を集めている。
魔獣ホラーを狩る使命を帯びた魔戒騎士の冴島鋼牙(小西遼生)。使徒ホラー壊滅の旅に出ることになった冴島は、魔戒法師のアカザ(斎藤洋介)、弟子のシグト(倉貫匡弘)、烈花(松山メアリ)と一緒に、カルマ(原紗央莉)ら巨大な敵に立ち向かう。
劇中で、主人公の冴島鋼牙と対決する使徒ホラーのカルマを演じた原は「3Dの映画に出るのも初めてで見るのも初めて。3Dバージンです(笑)」と話して、報道陣を笑わせ、「ほぼ1人での撮影だったので、戦うシーンとか相手を想像しながら演じるのが難しかったですね」と撮影エピソードを明かした。さらに、「映画を見て、私ってこんなに嫌われてるんだとビックリ(笑)。でも私が演じたカルマは、悪役だけどカッコ良かったですよ」とすっかり自分の演じた役を気に入った様子。そんな原を雨宮慶太監督は「美しくて凶悪な女性を描くことが、私の課題でもあります。今回はかなりそれに近づけた魅力的な悪役でした」と称賛していた。
映画『牙狼<GARO>~RED REQUIEM~』は、10月30日より新宿バルト9ほかで全国3Dロードショー。