以前、GoogleがChrome OS搭載タブレットのコンセプトモデルを発表したことを紹介したが、それが現実のものとなりつつあるようだ。Download Squadが複数のソースからの情報を元に報じたところによれば、現在GoogleはこのChrome OSタブレットを開発中であり、ハードウェアパートナーに台湾HTC、販売パートナーに携帯キャリアの米Verizon Wirelessを交えて11月26日にも販売を開始していくという。
11月26日は、米国において"ブラックフライデー"と呼ばれる感謝祭翌日のバーゲンセール開始日であり、ホリデーシーズンにおける売上が集中する時期でもある(もっとも最近では前倒しセールや買い物客の分散傾向がみられ、その限りではないが……)。この時期に目玉商品をぶつけていくのが狙いとみられる。だが現在のところ、これ以上の詳細は不明だ。ただ販売パートナーにVerizon Wirelessが加わっていることから、Verizonとのデータ通信契約込みでChrome OSタブレットがiPadなどに比べてかなり安価に販売される可能性がある。こうしたバンドル販売は昨年までネットブックとの組み合わせで顕著だったが、今年の目玉はタブレットになったというわけだ。Download Squadでは「場合によっては本体が"タダ"の可能性も」と予測している。