国土交通省は18日、成田国際空港にて実施中のボディスキャナー実証実験について、実施スケジュールの変更を発表した。

国土交通省によると、8月23日~27日の期間に予定されていた実証実験は、対象機器である「スミスハイマン(独) アクティブ型ミリ波 eqo」の準備が実証実験開始に間に合わないことが判明。このため、同機器による実証実験実施日は9月13日~17日の期間に変更された。

「スミスハイマン(独) アクティブ型ミリ波 eqo」

同機器は、被検査者が指定された場所に立った状態で静止し、スキャンが行われると別室にいる画像分析担当者が身体(被服内)に隠匿した物があるか判別して、オペレーターに伝えるという仕組み。

なお、「スルービジョンシステム(英国) パッシブ型テラ波 T8000」の実証実験については、当初の予定通り9月6日~10日の期間に実施する。機器の設置場所は、成田国際空港第1ターミナルビル南ウイング保安検査場入り口前。対象は主に同空港を利用する日本人旅客となり、調査は任意により行われる。