マウスコンピューターは17日、"Fermi"世代として知られるNVIDIAの最新アーキテクチャを採用したGPU「NVIDIA Quadro 4000」を搭載するクリエイタ向けデスクトップPC「MDV-ADG9150X-WS」を発表した。BTOオプションで上位のQuadro 5000の搭載にも対応する。本日より、同社直販サイトなどを通して発売を開始。価格は標準構成で288,750円。
同製品が搭載するQuadroグラフィクスカードは、Fermi世代のアーキテクチャを採用することにより、プロフェッショナルな制作環境向けに、従来製品を上回る高速なGPU処理の実現。さらに、第二世代とされるGigaThereadエンジンにより、OpenGLアプリケーションの処理を大幅に向上させ、Quadro GPUテッセレーションエンジン搭載による、DirectX 11(Shader Model5.0)とOpenGL 4.0のテッセレーション機能をサポートしている。CUDAコア数はQuadro 4000が256基、Quadro 5000は352基。
MDV-ADG9150X-WSの標準構成での主な仕様は、CPUがIntel Core i7-970(3.2GHz)、チップセットがIntel X58 Express、メモリがDDR3 12GB PC3-10600(2GB×6)、HDDが1TB SATA、グラフィックス機能がNVIDIA Quadro 4000 2GB GDDR5、光学ドライブがDVDスーパーマルチ。OSはWindows 7 Home Premium 64bit。本体サイズはW190×D487×H420mm。ハイエンド構成に対応するため、電源は大容量750Wの高品質ユニットを搭載している。