吉本興業のお笑いフェスティバル『LIVE STAND 2010 OSAKA』の制作発表会見が16日、大阪市天王寺区の生國魂神社で行われた。

大阪では2年ぶりに開催される『LIVE STAND』。前回は2ステージだった会場を3ステージに増やすほか、15日には同フェスでは初となる前夜祭『関西人気番組対抗 史上最大の歌合戦』を行うなど、内容、規模ともにスケールアップさせた笑いの祭典になるという。

『LIVE STAND 2010 OSAKA』制作発表会見に集結した東西吉本人気芸人
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ザ・プラン9の浅越ゴエが司会を務めた会見には、関西の大御所・笑福亭仁鶴、桂三枝、西川きよし、中田カウス・ボタンをはじめ、博多華丸・大吉、シャンプーハット、パンクブーブー、ハイキングウォーキング、月亭八光、千鳥、ジャルジャル、モンスターエンジン、ガリガリガリクソンと東西人気芸人が出席。冒頭の挨拶でカウスが「とりあえず暑い!」と思わず漏らす炎天下の境内で、汗だくになりながら熱いアピールを行った。

西川は「みんなが力を合わせて仲よく作ってきたイベント。小さなことからコツコツと積み上げてきてよかったです! みなさんに元気を持って帰っていただけるイベントに」とおなじみのフレーズを交えて意気込みを。関西ならではのスペシャル企画のアイデアを聞かれた三枝は「僕は『ヤングおー! おー!』で(月亭)八方くんたちといろんなゲームを作ってきたので、その息子世代の八光くんをはじめ若い人たちにゲームを通じて笑いを伝えたい」とプランを明かしていた。

一方、若手は"あいうえお作文"で意気込みを披露したが、それぞれが笑いをとろうとボケ倒す展開となった。"い"で始まるひと言を担当した華丸・大吉は、華丸が「いいんですっ!」と十八番の川平慈英のモノマネをねじ込み、"え"の千鳥は、5月に声帯ポリープの手術を受けたノブが「ええ声になったこのノブが! このノブが!」と強引な? 自己アピールを。締めの大オチ"お"を任されたジャルジャルは、「おっしゃる通りでございましてね…」と長々としゃべり出した後藤に、福徳が「長いっ! あいうえお作文やで!」とツッコむベタな漫才を始めるなど、やりたい放題のボケ合戦を繰り広げていた。