FX テクニカル クロス円】豪ドル円
世界的な景気回復鈍化懸念が株式市場を圧迫し、週明けもリスク回避が継続している。高金利通貨である豪ドルも敏感に反応し、アジア勢を中心とした売り観測もあり、午前中から下げ幅を拡大させている。
市場では、対ドルで0.8840―50が目先のサポートポイント、0.9040-50がレジスタンスと想定しているようだ。実際、0.8850レベルが意識されたため、対円でも76.00のラインを何とか維持している。
15分足で対円と対ドルを比較してみると、フィボナッチ23.60%レベルで上値が意識されていることがわかる。共にこのレベルを完全に上抜けない限りは、常に下落トレンドを想定したトレードが重要になってくるか。その場合、豪ドル円は76.00割れが目先の焦点となろう。下抜けた場合は、8月12日安値75.87レベルでダブルボトムを形成するかが注目される。
逆に23.60%レベルを突破しても、次はレジスタンスラインが控えている。特に豪ドル円はトレンドチャンネルを形成しており、次の売りポイントとして想定しておきたい。