シグマは15日、同社が2009年12月に発売したデジタル専用大口径標準ズームレンズ「SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM」が、欧州の「EISA Awards 2010-2011」の部門賞「European Lens」を受賞したと発表した。
EISA(European Imaging & Sound Association)は、欧州18カ国の写真、ビデオ、オーディオ関連の専門誌50誌の代表により構成される団体で、毎年、過去1年間に欧州各国で発売された、交換レンズ・一眼レフカメラ・コンパクトカメラ・デジタルカメラなどの部門の中から優秀な製品を選出している。
今回、同レンズは、「価格以上の価値を確実に提供する、極めて優れたレンズである」と認められ、受賞理由として、「その光学性能は、広角から標準域をカバーするズームレンズのカテゴリーにおいて3倍の価格で販売しているレンズにも匹敵。補正効果の高い手ブレ補正機構の搭載と、AFスピードの高速化と静粛性を実現する超音波モーターの採用により、完成度の高いレンズに仕上がっている。さらに、最短撮影距離22cm、最大倍率1:2.7を実現し、日常的な撮影に加えて、本格的なマクロ撮影にも対応している」ことが挙げられている。
なお、同レンズは欧州の「TIPA」においても、「2010 Best Entry Level Lens」を受賞している。