カシオ計算機は12日、高速連写機能を搭載したデジタルカメラ「HIGH SPEED EXILIM(ハイスピード エクシリム)」の新モデル「EX-FC160S」を発表。ゴルフのスイングをチェックできるのが特徴で、8月27日に発売予定。価格はオープンで、推定市場価格は35,000円前後。
同社は、2009年11月にゴルフスイングチェック用のガイドライン表示に対応する「EX-FS10S」を同社オンラインショップ「eカシオ」にて発売。新モデルは、ゴルファーに向けたハイスピードデジタルカメラの第2弾として企画され、EX-FS10Sが好評だったこともあり、全国の家電量販店などでの販売が決定している。
EX-FC160Sは、ベースモデルに光学5倍ズームレンズ搭載の有効1010万画素モデル「EX-FC150」を採用(EX-FS10Sではカードサイズのハイスピードデジタルカメラ「EX-FS10」がベースモデル)。ハイスピードムービーで撮影したスロー映像と液晶モニターに表示されるガイドラインを使用して、ゴルフのスイングチェックができる機能が進化し、撮影した動画ごとにガイドラインを記録できるようになった。また、裏面照射型CMOSを採用し、ゴルフ練習場など、暗い場所での撮影でもノイズが少ない高画質撮影を実現したという。
飛球線の後方から撮影した映像でチェック。動画再生時に、アドレスしたボールと首の付け根を結んだラインと、アドレスしたボールとクラブのシャフトを結んだラインの2本のガイドラインを表示する |
体の正面から撮影した映像でチェック。動画再生時に、縦の2本のラインをスタンス幅に、横の2本のラインを頭の上とボールの下に合わせる |
さらに、広告キャラクターとして女子プロゴルファーの有村智恵選手を起用。2009年シーズンツアーで5勝を挙げ、今季は世界のメジャー大会にも出場する有村プロ監修によるスイングチェックの解説ハンドブックを付属する。