「PLAZION」(DAS-303W)

富士通ゼネラルは11日、プラズマイオンUV加湿脱臭機「PLAZION(プラズィオン)」(DAS-303W)を21日に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は3万5,000円前後。

同製品は、独自の「トリプル脱臭」により、8畳間でタバコ1本のニオイを3分で除去する脱臭性能を持ちながら、従来の製品と比較して約30%の小型を実現。「トリプル脱臭」では、金属酸化触媒ハニカムフィルターの吸着・酸化作用に加えてヒーターの加熱作用による高濃度臭気の脱臭、UVランプの紫外線が生成したオゾンによる酸化分解で低濃度臭気の脱臭、低濃度オゾンを放出して、カーテンやカーペットなどに染みついたニオイを分解する、といった3種類の脱臭を行う。

また、脱臭フィルターを加熱して脱臭性能を自動的に再生させる「脱臭フィルターオートクリーン」機能を搭載。10年間使用しても性能を90%以上維持するという。プラズマイオンと低濃度オゾンを一緒に放出して空気中の浮遊ウイルスや布繊維などに付着した菌を抑制するとともに、本体に吸い込んだ空気に対しても紫外線照射でウイルスや菌を抑制する「ツイン除菌」機能も搭載する。

本体サイズは、脱臭フィルターの触媒の高密度化を行うなど、構造を見直すことで小型化を図り、幅と奥行きは従来機種と同様のサイズを維持しながら、高さを約30%抑えている。これにより、キッチンカウンターや出窓の上など、様々な生活スタイルに合わせて設置することが可能とのこと。

今回から加わった加湿機能は、水車で水を汲み上げ加湿フィルターに浸透させる同社独自の水車給水構造を採用。加湿フィルターをトレイの水から離してオゾンを直接吹きかけるとともに、加湿フィルターに抗菌材を採用することで、ユニットを清潔に保つという。

適用床面積は、脱臭が20畳まで、加湿は12畳(プレハブ住宅)までとなっており、加湿量は430ml / h。サイズは約29(W)cm×44(H)cm×27(D)cmで、質量は7.4kg。