NTTドコモは11日、ディスプレイユニットとキーユニットを分離できるセパレートスタイルの携帯電話「docomo PRIME series F-04B」に新色を追加したと発表した。今回追加したのは「Mat Black」「Dark Silver」の2色で、2010年9月に発売する予定。
F-04Bは、3.4インチフルワイドVGAディスプレイを搭載したスライドタイプの携帯電話で、合計3つのスタイルで操作可能。スライド部を引き出してテンキーを使用するスタイル、スライド部を閉じてディスプレイをタッチするスタイルのほか、端末本体をディスプレイユニットとキーユニットの2つに分離して使用することもできる。
機能面では、1,220万画素のCMOSカメラを搭載。カメラ機能としては、最大6.3倍の「スーパーデジタルズーム」、あらかじめ登録した人物の顔を認識して優先的にピントを合わせる「サーチミーフォーカス(個人認識撮影機能)」などが利用可能。撮影時に被写体を追って自動でピントを合わせる「トラッキングフォーカス」や「自動シーン認識」「局所コントラスト補正」といった機能も搭載する。
このほか、ワンセグ、Bluetooth、iコンシェル、GPS/オートGPS、ケータイデータお預かり、ブルーレイディスクレコーダー映像転送、マイエリア、Music&Videoチャネルなどに対応。通信面では、国際ローミングサービス「WORLD WING(3G/GMS)」、FOMAハイスピード(HSDPA 7.2Mbps)をサポートする。
なお同端末には、専用の周辺機器として、撮影した画像やムービーファイル、ワンセグ、PCドキュメントなどを投影できる「プロジェクターユニット」が用意されている。このほか、富士通が8月10日に発表した、携帯電話とPCを活用した新しい健康サービス「深体創工房」を利用することもできる。