マイクロソフトは8月10日、Office for Mac関連の更新プログラム/ツール4本を公開した。いずれも同社のウェブサイトからダウンロードできる。
Office 2008向けの更新プログラムが「Microsoft Office 2008 for Mac 12.2.6 更新プログラム」(337MB)。安定性と互換性の強化と、攻撃者が悪意のあるコードによってユーザーのコンピュータのメモリのコンテンツを上書きするために使用できる脆弱性に対する修正が含まれる。
Office 2004向けの更新プログラムが「Microsoft Office 2004 for Mac 11.6.0 更新プログラム」(202MB)。内容は、セキュリティの改善と、攻撃者がユーザーのコンピュータのメモリを悪意のあるコードで上書きすることができなくするというものだ。
Entourage 2008のアップデータが「Microsoft Entourage 2008 for Mac, Web Services Edition」(64MB)。これはEntourageのExchange Serverとの接続にWebDAVではなくExchange Webサービスを利用するというもの。予定表機能が向上し、メモ/仕事/分類をExchange Serverと同期できるようになる。
最後は「Open XML File Format Converter for Mac 1.1.6」(45MB)。これは、Office 2008やWindows版のOffice 2007/2010で作成されたOpenXML形式のファイルを、以前のバージョンのOffice for Macで開いたり編集したりするためのツールになる。