ひまわり証券はこのほど、同社が販売しているシステムトレード用売買システムについて、週次運用成績(2010年8月2日~8月7日)のランキングを発表した。

同社では、システムトレード用売買システムとして、24本の先物対応システムと9本のFX対応システムを販売している。先物・FX双方のシステムについて、それぞれ、「週次ランキング」「月次ランキング」「年次ランキング」を公開している(FXは通貨別としてランキング15本を掲載)。

8月第1週(8月2日~8月7日)の米国株式市場は、重要指標発表によって米景気が「二番底」に陥るとの警戒感は一時後退したが、消費関連の指標が伸びなかったため、景気回復の先行き鈍化が改めて意識される形となった。週末には米雇用統計が発表されているが、市場予想を下回る結果に売り圧力が高まっている。為替市場では、低調な米経済指標を受けた追加金融緩和の思惑が広がっており、円買い・ドル売り姿勢が強まっている。

そうした中で発表された週次運用ランキングでは、先物部門においてロスカットルールを搭載したデイトレード型売買システム「Mグレード リンクス」が、4勝1敗で12.5万円の利益を得てランキング1位を獲得。海外指標や既存のテクニカル指標を使用せず、独自のロジックでマーケットの状態を把握する同システムは、時間や値幅ではなく、独自のポイントからのブレークアウトを捉えるのが特徴となっている。

7月の先物部門ランキングは、勝率が低くても損小利大のトレンドに乗るような売買システムが上位を獲得していたが、8月に入ると相場状況が様子見や保ち合いに一変したため、勝率の高いシステムが利益の上積みを続けて上位にランクインしているという。

なお、ひまわり証券で販売している売買システムの運用成績ランキング情報は、メールマガジンでも毎週配信している。

運用成績 先物週次ランキング(2010年8月2日~8月7日)

順位 システム名 損益(万円) トレード回数 勝率(%)
第1位 Mグレード リンクス 4 1 12.5 5 80.0
第2位 勝率イズム70 3 0 11.0 3 100.0
第3位 WVI 225マイスター 2 0 11.0 2 100.0

運用成績 FX週次ランキング(2010年8月2日~8月7日)

順位 システム名 損益(pt) トレード回数 勝率(%)
第1位 DynamicARMS GBP/USD 1 1 419.3 2 50.0
第2位 FT-GJ 1 0 170.7 1 100.0
第3位 Sクラス デネブ 1 2 60.7 3 33.33

10位までの運用成績 先物週次ランキング

(※勝率および取引回数には、引き分けも考慮されている)

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