女優の藤原紀香が10日、東京・渋谷のNHKで行われた主演ドラマ『チャンス』の記者会見に出席した。
同ドラマは、証券会社に勤務するキャリアウーマンの沙矢子(藤原)が、サラブレッドとの出合いをきっかけに競走馬のオーナーとなり、競馬界で夢を追うヒューマンドラマ。
撮影で馬と触れ合う機会があったという藤原は「その大きさにびっくりして、見とれてしまうほど。最初は恐怖もありましたが、撮影が進むにつれて、馬の前に立つと自然な気持ちでいられるようになりました」と振り返り、「馬たちが撮影に慣れて、馬と人間の気持ちが一つになって、思いもよらない映像も撮れたので是非見てほしいですね」とアピールした。
さらに「乗馬も始めました」と話すなど、すっかり馬の魅力にとりつかれた様子。共演の堀部圭亮も「10年前から馬に乗っていて、出演のお話がきた時は楽しみにしていた」と話したが、「演じたのはバーのマスターでゲイ役。乗る機会がありませんでした(笑)」と苦笑いだった。一方、乗馬歴40年でベテラン調教師役の宇津井健は「馬の扱いなら誰にも負けないと思います。この役は日本中でオレしかいない」と自信を見せていた。
ドラマ『チャンス』(全6話)は、8月28日(毎週土曜 21:00~21:53)よりNHK総合ほかで放送スタート。