大井川鐵道はこのほど、「SL時計(C11-190号機)」を発売した。同社が保有する蒸気機関車「C11形190号機」をモチーフにした液晶デジタル時計で、アラーム音に大井川第一橋梁を走行中の本物の汽笛を採用したという。
アラーム音が発生すると同時に運転室が光るほか、プルバック走行機能も備えているとのこと。大きさは全長12cm、高さ4.5cm、幅3.4cm。価格は1,500円。販売場所は同社のSL列車の車内販売のみ。
C11形190号機は1940(昭和15)年に製造された蒸気機関車。国鉄で戦中戦後に活躍し、1974(昭和49)年に熊本で廃車となり、個人に譲渡された。その後、2001(平成13)年に大井川鐵道に移籍して大規模な改修が行われ、2003(平成15)年から営業運転を開始したとのこと。