バッファローは、同社のNAS製品「テラステーション」に、「テラステーションまとめてバックアップ」や「履歴差分バックアップ」を搭載し、ウイルスチェック機能が付いたRAID 6対応の「TS-XHL/R6VCシリーズ」を追加した。ウイルスチェック機能は、1年ライセンス付きと5年ライセンス付きがある。

「TS-XHL/R6VCシリーズ」

容量は2TB、4TB、8TBの3モデルがあり、価格は1年ライセンス付きがそれぞれ、101,000円(税別)、123,000円(税別)、218,000円(税別)、5年ライセンス付きがそれぞれ、125,000円(税別)、147,000円(税別)、242,000円(税別)となっている。いずれも、8月中旬より出荷が開始される。

ウイルスチェック機能は、トレンドマイクロの「Trend Micro NAS Security」を採用。バッファローによれば、Linux搭載のNASとして、ウイルスチェック機能を搭載した製品は世界初だという。 また、「TS-XHL/R6シリーズ」、「TS-XL/R5シリーズ」、「TS-RXL/R5シリーズ」、「TS-WXL/R1シリーズ」のファームウェアを近日公開する予定で、それにより、ウイルスチェック機能拡張・延長パック「OP-TSVC」シリーズを購入することで、既存製品でもウイルスチェック機能を利用することができる。

RAID 6以外にもRAID 0/1/0+1/5にも対応し、搭載のHDDは故障時に、電源を落とさずに交換できるホットスワップが可能。また、複数台のテラステーションからまとめて1台のテラステーションに共有フォルダごとバックアップできる「テラステーションまとめてバックアップ」機能や、1回ごとに前回と比較した差分を履歴で保存する「履歴差分バックアップ」機能を備える。

インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN×2、USB 2.0×2、UPS専用ポート×1。内蔵のHDDインタフェースはSATA II。外形寸法はW170×H215×D230mm、重量は約8kg。