テックは、読み取った画像をiPadですぐに閲覧できるハンディスキャナ「hidescan2」を8月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12,800円。

「hidescan2」

同製品は、好評だった「hidescan」の後継にあたるモデル。「hidescan2」を原稿の上で移動させて取り込みを行い、取り込んだ画像を本体内のマイクロSDカードに保存してあとからパソコンに転送するという形で利用する。

新モデルの最大の改良点は、iPadでのスキャン画像閲覧に対応したこと。「hidescan2」をiPad Camera Connection Kitを経由してiPadに接続すると、「hidescan2」からiPadへ画像を転送することができ、その場でスキャン画像を確認できる。また、付属のSDカードアダプタをiPadに接続して、そこから「hidescan2」がマイクロSDカードに保存した画像を閲覧することも可能。この方法だと、直接「hidescan2」とiPadを接続する必要がないため、取り回しも容易になる。

iPadで画像を閲覧する場合、iPad Camera Connection Kitを利用するとケーブル接続で画像を転送できる

イメージセンサーは、A4対応/5,136ドットのCIS。解像度は、標準モードで300×300dpi、高品質モードで600×600dpiとなる。スキャン幅は21cmで、300dpi時で最大120cm、600dpi時で最大60cmの長さまでスキャン可能。保存形式はJPEG。パソコンとの接続インタフェースはUSB 2.0で、単3形アルカリ乾電池2本で動作する。対応OSは、Windows XP/Vista/7、Mac OS X 10.4以上。