今年後半に登場が噂される加Research In Motion(RIM)のBlackBerry OS搭載タブレット製品だが、その姿が明らかになりつつある。

米Bloombergの7月31日(現地時間)の報道によれば、その製品名は「BlackPad」という名称になり、すでに「blackpad.com」でドメイン名も取得されている。価格もiPad程度のものになるようで、11月の発売開始を見込んでいるという。

スクリーンサイズや機能面の詳細などはいまだ明らかではないものの、米InformationWeekなどの報道によればUSB端子や印刷機能を標準で備えており、フロントカメラとリアカメラの両方を備えてビデオ会議システムを標準で組み込む可能性が高いという。またWi-FiやBluetooth通信も備え、BlackBerryとの連携が可能になるとみられる。ビジネスユーザーを主体としたRIMならではといえる仕様だが、このあたりのコンセプトは米Cisco Systemsが先日発表した「Cisco Cius」に似ている。

なお、RIMは来週8月10日に米ニューヨーク市内でスペシャルイベントを開催する予定となっており、ここで何らかのアナウンスが行われる可能性がある。BlackBerry新モデルや新サービスと合わせ、興味ある方はウォッチしてみるといいだろう。