お笑いコンビのオードリーが2日、東京・新宿駅前で行われた、3Dアニメ映画『ヒックとドラゴン』(8月7日公開)夏祭りプレミア・イベントに登場。2人は本作のキャラクターであるドラゴン・トゥースと主人公の少年・ヒックに扮してPRした。

『ヒックとドラゴン』夏祭りプレミアでヒックとトゥースに扮した若林と春日。トゥースのキグルミは、製作期間1カ月、製作費100万円で、重量は5㎏なのだとか

春日の持ちギャグが「トゥース! 」であることから、『ヒックとドラゴン』の宣伝キャプテンを務めているオードリー。この日のイベントでは、炎天下の中、ヒック(若林)にバズーカで撃ち落とされて怪我を負ってしまったトゥース(春日)が、怪我から復活し再び空を飛ぶという、若林曰く「間違いなく今世紀最大の茶番」を繰り広げ、会場に集まったおよそ4,000人もの観客や通行人たちを楽しませた。

トゥースのキグルミを着て汗だくの春日は、初めてワイヤーで吊るされたとのことで大興奮。すっかりトゥースになりきって「勇気を持つことの大切さ、仲間の大事さを伝えることができた。非常に、自分でも満足している作品でございますね。春日の代表作になるんじゃないかと思いますけれども」と本作の感想を述べた。

また、春日は今年の初め頃に骨折したことを振り返って「本作に運命を感じましたね。トゥースも怪我をしてそこから復活する。春日も脚を折って復活する」話し。さらに調子に乗って「監督さんも春日のニュースを見て映画を作ったんじゃないかな」と言いたい放題。そんな春日に、「ちょっと明日のワイドショーのオンエアが怖ぇな、という感じがしますけれどね。いつもですけど」と呆れ顔の若林は、「僕は3Dメガネをかけて観る映画は初めてだったんですが、大迫力。周りに何を言われても自分のことを信じて貫けば良いことが起こるという、勇気をもらえる映画なので、友達やご家族で一緒に観に行ってください」と、春日の分までしっかりと本作をアピールしていた。

この日、新宿のど真ん中で吊るされた春日。「春日"M"じゃないですか。気持ちよかったですね。夜だったら、プレイ気分になるんで危なかったですね(笑)」と、自身のMぶりをアピール

「ドラゴンのトゥースも春日さんも、どっちも相方のヒックや若林がいないと駄目だなという共通点があると思いました」という若林に、春日はツッコむこともなく「うまい! 」と納得

なお、『ヒックとドラゴン』は、バイキングの族長の息子だがいつもひとりぼっちの少年・ヒックと、バイキングの天敵であるドラゴン・トゥースとの友情を描いた物語。トゥースとの秘密の交流が周囲に見つかってしまったヒックは、人間とドラゴンの関係を変えるため、勇気を持って立ち上がる――。

『ヒックとドラゴン』は8月7日より、新宿ピカデリーほかで全国公開