米国の老舗ブーツブランド「WOLVERINE(ウルヴァリン)」が、今秋より日本で本格的に販売を開始する。

「1000mileブーツ」の復刻版。ブラウン(写真)のほかにブラックも販売

「1883コレクション」はハニー(写真)、ブラック、ラスト、ツイッグと多彩な品揃え

同ブランドを展開するウルヴァリンワールドワイド社は、1883年に米国ミシガン州で創業した歴史ある靴メーカー。「ウルヴァリン」のブランド名は、自社で加工生産された高品質な靴にのみ使用されてきた。このほど発売される「1000mileブーツ」は、20世紀初頭に発売され、アメリカで一世を風靡したモデルの復刻版。その名の通り1000マイル(約1,600km)歩いても破損しない耐久性を持っているといい、履き心地の良さに加えてファッション性にも優れている。俳優のオーランド・ブルーム、バンクーバー五輪の男子スノーボードハーフパイプで金メダリストを獲得したショーン・ホワイト選手ら、著名人のファンも多いとのこと。この「1000mileブーツ」の復刻版に加え、クラシカルなワーキングブーツに現代的なテイストを加えた新作「1883コレクション」の2種類が日本で販売される。

ショーン・カーニー副社長は、「ブランドの伝統として重んじているのは、歴史に裏打ちされた"本物"であるということ」と主張

発売に先駆け開催されたプレスカンファレンスには、ウルヴァリンワールドワイド社のショーン・カーニー副社長も特別ゲストとして出席した。「近年、ワークスタイルとファッションの融合が世界中で広がっており、『1000mileブーツ』も欧州や日本で復刻を期待する声が高まっていた」と開発の経緯を説明し、「日本におけるブランドの価値向上において非常に重要なアイテム。日本はアジアの"トレンド・リーダー"と言っても過言ではないので、市場のニーズに合わせた最高のサービスを提供したい」と決意を述べていた。

同ブランドの日本での発売は、総合スポーツ用品販売のエスエスケイが手がけ、BEYESやSHIPS、リデアカンパニー、JUN(adam et rope)、Amazon、H2カンパニー、アスビー、大喜靴店、神戸フットクラブなどでの販売を予定している。「1000mileブーツ」は皮革にホーインクロムエクセルレザーを使用し、価格は57,750円。「1883コレクション」ではフルグレインレザーを使用し、価格は21,000円。両商品ともサイズは25.0~28.0cmを用意している。