三菱電機は1日、サイクロン式掃除機「風神」から、吸引力の持続とキレイな排気を両立した新製品「TC-ZK20S」と「TC-ZK15S」の2機種を発売した。価格はいずれもオープンで、推定市場価格はTC-ZK20Sが7万円前後、TC-ZK15Sが5万円前後。
今回発売された2機種は、2つのサイクロンで構成された「風神サイクロンテクノロジー」によって、大きな綿ごみや髪の毛から花粉などの微細なゴミまでを3段階に分離して回収するサイクロン式掃除機。サイクロンボックス内にはフィルターが存在しないため吸引力が持続し、分離したゴミが溜まる集じん室は風が通りにくく、排気のにおいを軽減する。また、サイクロンボックスは丸ごと水洗いが可能で、ゴミ捨ても簡単に行えるとのこと。
ブラシは、吸い込んだ風のエネルギーが強力な回転を生み出し、じゅうたんの髪の毛やペットの毛をかき取ることができる新開発の「エアエンジンブラシ」を採用。回転ブラシを抜くだけで、絡み付いた毛をワンタッチ除去できる仕組みも搭載し、抜き取った回転ブラシを水洗いすることもできる。
また、掃除を中断すると掃除機が自動でパワーをセーブし、再開すると元のパワーに戻す「ECOモード」を搭載。同モードの使用時は、標準強モード使用時と比較して約15%の消費電力を軽減する。
TC-ZK20Sには、布団ブラシやキャッチブラシ、ハキトリブラシが付属し、用途に合わせた使い分けが可能。本体サイズと標準質量は2機種ともに、254(W)mm×298(H)mm×422(D)mm、6.5kg。