エフエム東京は9月11日、アーティストの村上隆氏とのコラボレーション商品として、ダイバーズウオッチ「FROGMAN(フロッグマン)」の特別仕様モデルを発売。7月30日より、TOKYO FMの公式ショッピングサイト「Shops.Love」にて予約受付を開始した。限定数は300で、価格は31万5,000円。
ファッションブランド「ルイ・ヴィトン」や、米ヒップホップ界のスター、カニエ・ウェスト、音楽グループ・ゆずなどと数々のコラボレーションを果たし、話題を呼んできた村上隆氏が今回手がけたのが、カシオが誇るG-SHOCKの人気シリーズ「FROGMAN」の最新モデル「GWF-1000」だ。
TOKYO FM開局40周年を記念して企画された同モデルは、特製専用ケースを用意したほか、村上氏の代表的なアイコン「ドクロ」をモチーフとしたバックライトを採用。さらに、今回の特別仕様モデルのために描き起こされたダイヤモンドの「お花」を裏蓋にあしらっている。
もちろん性能面はベースモデルと同様。ISO規格準拠200m潜水用防水機能やログデータメモリー10本、高速演算タイドグラフ、高精度ムーンデータ機能のほか、世界6局の標準電波を受信する「マルチバンド6」にも対応するなど最新のテクノロジーを搭載している。
なお商品コンセプトについて、村上氏は以下のように語っている。
「僕に、芸術家の世界の仕事ってなに? 芸術作品って何?と聞いてよ。
『時を封じ込めて、未来に届ける仕事。
芸術作品とは、過去から未来へのタイムマシンだよ!』って答えるから。
美術館でモネの絵を見る時、その筆のタッチ、絵の具の盛り上げに
作者の存在が3D映画のようにモネさんがそこに見えてくる。
ウォホールのマリリンの作品に立ったら、
絵の具のはみ出しの隙間から、ファクトリーのタバコの煙が漂ってくるよ。
そうしたタイムマシンとしての芸術作品。
今回、僕が手がけたタイムマシン。
G-SHOCK FROGMAN。
真っ赤なケースの中に、
僕のスタジオの中のクーラーが効きすぎてて、
コンピュータのファンのノイズに満ちた東京の今を
封じ込めたよ。
未来の君に届いて欲しい。」
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