日本エイサーは、「NVIDIA 3D VISION」と「DLP 3D」の3D立体視に両対応したDLPプロジェクタ新製品として、SVGAモデル「X1110」ならびにXGAモデル「X1261」を発表した。ともに8月6日より発売開始する。価格はオープンだが、店頭予想価格はX1110が55,000円前後、X1261が70,000円前後。
NVIDIA 3D VISIONもしくはDLP 3Dに対応したPCやAV機器を利用して投射することで、大画面で3D立体映像を楽しめるDLPプロジェクタ。通常のプロジェクタとしても、ダイレクトシャットダウンや、自動台形補正、投影色補正、インスタントレジューム、パスワードロックといった各種機能が充実している。
主な仕様は、両製品とも方式はDLP、ディスプレイサイズは0.55インチ DarkChip 3 DMD、カラーホイールは6セグメント(RGBYCW)で、アスペクト比は4:3および16:9サポート。入力インタフェースはアナログRGB/コンポーネント(D-Sub)×1、コンポジット×1、S-Video×1。X1261のみ音声入力のステレオミニジャックと、D-Sub出力も備える。
ほか、X1110は投射比率が53インチ@2メートルで距離が1.2~11.3メートル、コントラスト比が4500:1、標準輝度が2500ANSI Imで、ランプが190W UHP(標準交換時間4,500時間)、動作時消費電力が280W、標準動作音が30dBA、本体サイズ/重量がW280×D230×H84mm/2.6kg。
X1261は投射比率が50インチ@2メートルで距離が1.0~11.9メートル、コントラスト比が3700:1、標準輝度が2500ANSI Imで、ランプが180W P-VIP(標準交換時間4,000時間)、動作時消費電力が224W、標準動作音が30dBA、本体サイズ/重量がW268×D192×H80mm/2.2kg。
3D立体映像の視聴には別途、3D VISIONであればNVIDIA社の「NVIDIA 3D VISION キット」(グラス/エミッタ)が必要。今回の製品にあわせてエイサーからも、オプション品として同社製プロジェクタ専用グラス「E1b」発売され、こちらであれば3D VISIONとDLP 3Dの両方を視聴可能だ。