日産自動車は7月26日、燃費を向上するなど「ティアナ」を一部改良て発売した。価格は257万4600円から406万8750円。また、オーテックジャパンから発売されているティアナをベースとしたカスタムカー「アクシス」「プレミアムセレクション」も改良が行なわれた。価格は323万6100円から476万1750円。
ティアナは、上質なデザインや快適な乗り心地などが特長の4ドアセダン。今回の一部改良では、2.5L(リッター)の「VQ25DE」エンジン搭載車の排出ガス性能や燃費を向上させた。「250XV」グレードはエコカー減税に適合し、自動車取得税と自動車重量税が50%減税される。10・15モード燃費は12.2km/L。また、「250XL」グレードもオプション装着時にエコカー減税の対象になる場合がある(いずれも2WDモデル)。また、横滑り防止装置「VDC」(ビークルダイナミクスコントロール)の搭載グレードを拡大し、VQ25DEエンジン搭載車にもVDCが標準装備された。
ティアナ「アクシス」は、本革シートと室内加飾などにより、優雅なインテリアを演出したカスタムカー。VDCを標準装備したほか、要望の多いインテリジェントエアコンシステム、後席エアコン吹き出し口を全車に標準化した。
ティアナ「プレミアムセレクション」は、ドアを開けると着座点を30mm持ち上げ、9度外を向くことで、乗り降りしやすくなるシートを装備したモデル。今回VDCを標準装備した。