スズキは、原付二種(125cc)スクーターの新型「アドレスV125S」と「アドレスV125Sベーシック」を8月6日より発売する。価格はSが26万1450円、ベーシックが25万950円。

アドレスV125S ※パープル

新型は、通勤用などに人気を博してきた「アドレスV125/G」のマイナーチェンジモデル。軽量・コンパクトで取り回しのしやすい車体、パワフルで扱いやすいエンジンなどの特徴はそのままに、街中に映える軽快なデザインと、日常の足としての使い勝手の良さを追求した。

デザインは、レッグシールドからリヤフェンダーにかけてエッジを効かせたシャープなスタイリングとし、マフラーの角度もボディラインに合わせた。また、ボディー形状と一体となったフロントウインカーやリヤコンビネーションランプとし、アドレスV125Sにはクリアレンズを採用した。

使い勝手の面では、デジタル燃料メーターやデジタル時計、ツイントリップ・オドメーター、オイル交換時期を知らせるインジケーターを表示する多機能メーターを搭載。そのほか、ストッパー付かばんホルダー、トルクリミッター式燃料タンクキャップ、2つのヘルメットホルダーなどを装備。シート下トランクはXLサイズのフルフェイスヘルメットが収納できるようにした。フロントインナーラックの形状を変更することで、ひざ周りのスペースを拡大し、乗降性を高めた。アドレスV125Sにはハンドルロックと同時にアラームがセットできる盗難抑止アラームも装備する。

エンジンは水冷4ストローク単気筒エンジン。最高出力7.3kW(9.9PS)/7,500rpmや、燃費52.0km/L(60km/h定地走行)などは従来モデルと同じ。ボディサイズは装備重量101kg、全長1,780mmと、わずかに重く、長くなった。全幅635mmは変わらない。また燃料タンクを0.3L(リッター)増量して6.3Lとすることで、航続走行距離を伸ばした。

アドレスV125S

アドレスV125 ベーシック