ビー・エム・ダブリューは7月22日、エコカー減税に適合し、自動車取得税と重量税が75%減税となる「BMW 523i セダン」を5シリーズに追加し発売した。価格は610万円。
BMW 5シリーズは、この3月にモデルチェンジを行ない、6気筒3.0L(リッター)の「528i」、6気筒3.0L+ターボチャージャーの「535i」、V型8気筒4.4Lの「550i」というラインナップでスタートした。今回の「523i」はこのシリーズに追加されるもので、6気筒2.5Lエンジンを搭載。最高出力150kW(204ps)/6,300rpm、最大トルク250Nm(25.5kgm)/2,750-3,000rpmを発揮する。
8速オートマチックトランスミッション、バルブトロニック(可変バルブ機構)、電動パワーステアリング、軽量化構造、マイクロハイブリッドテクノロジー(ブレーキエネルギー回生システム)といったテクノロジーを採用することにより、10・15モード燃費は先代525iセダンに比べて約30%向上した11.4km/lを実現した。これらによりエコカー減税に適合し、自動車取得税と重量税が75%減税される。BMWとしては「528i」、「ActiveHybrid 7L」に続く、3番目のエコカー減税適合モデルとなった。
そのほか523iには、インテグレイテッド アクティブ ステアリング(前後輪統合制御ステアリングシステム)、ダイナミック ドライビング コントロール、PDC(リヤ ビュー カメラ)、アンビエント ライト、アッシュ ウッド トリム、HDDナビゲーションシステム、8J×17ホイール+225/55R17タイヤ(ランフラットタイヤ)、ツイン エキゾースト テールパイプ、ハンズフリー テレフォン システム(Bluetooth)、ETC車載器、電動フロントシートなどが装備される。